8月6日
2009年 08月 06日
8月6日。
広島に原爆が投下され、一瞬にしておよそ14万人の尊い命が奪われた日です。
その日から今日でちょうど64年が経ちました。
僕は実際に被爆したわけではありませんし、その恐ろしさをここで語ったとしても伝わりきらない
かもしれません。でも、ここ広島から原爆の恐ろしさ、平和の尊さ、廃墟となった広島をここまで
活気のある街へと復興させた市民の方の熱意は発信できると思っています。
今日はたくさんの方が色々な方面から亡くなった方々への哀悼の意や平和への願いを、それぞれの
想いを乗せてお越し下さいました。
僕たちはまず平和公園内にある“広島平和記念資料館(通称:原爆資料館)”を訪れました。
中には目を覆いたくなるような写真もあると思いますが、これが当時広島に起こった現実だと
いうことを読み取り、少しでも『何か』を感じ取って頂けたらと思います。
資料館の入館料は大人50円。これでとても多くのことを学べるのです。
来館されている方も海外の方含めたくさんおられました。
入ってすぐに原爆とはそもそも何なのか、原爆による影響を詳しく説明したパネルが並びます。
そして中央部には原爆投下前/後のジオラマが展示されています。この2つを見比べただけでも
原爆の威力がよく分かります。投下前 被爆直後 あんなに賑わっていた街並みが一瞬で無くなるのです。その被爆直後の街並みが写真として展示されています。
入口から本館入口までは主に写真や説明パネルがメインとなります。
本館へ入ると実際の遺留品が立ち並び、原爆の威力の凄まじさや原爆後遺症の恐ろしさを
目の当たりにすることができます。
被爆直後の様子を再現した模型人形 上にある爆弾が原子爆弾(広島に落とされた原爆は“リトルボーイ”と呼ばれた)です。 この、小さな爆弾一つで爆心地より半径2km以内の木造家屋は全壊しました。
原爆は、熱線・爆風・放射線とこれに伴う黒い雨により甚大な被害をもたらしました。
ウィキにとても詳しく書かれていますので興味のある方はご覧になって下さい。
遺留品の数々。。。
黒こげになったお弁当 焼けただれた服 座っていた人の影が映り込んだ石段 熱線によって溶け、一塊になったガラス瓶 白壁に染みついた黒い雨
これは放射能による白血病で亡くなった佐々木禎子さんが実際に折られた千羽鶴です。 人と比べると分かりますがとても小さな小さな折り鶴です。
本当はもっとお見せしたいと思いましたが、実際に広島へお越し頂き自分の目で確かめた方が
より感じるものがあると思いますので機会がありましたら是非お越し下さい。
広島は原爆投下から75年は草木が生えないと言われましたが数年で新しい草木の芽が芽吹きました。 この様に勇気付けられ広島は急速に復興しました。
エノラ・ゲイの乗組員が『原爆投下は正しかった』と言っていますが、本当にそうでしょうか?
自分の国が同じような被害を受けたとして落とした側から同じようなことを言われて冷静で
いられるでしょうか?
原爆投下により広島・長崎は平和について人一倍考える都市になったと思いますが、その下にある
犠牲はとてつもなく大きなものです。
8月6日、9日だけでなく、15日の終戦記念日にもちょっとでもいいから戦争の愚かさ、兵器の恐ろしさに
ついて考えてみませんか?
…そんなことを考えながら原爆資料館を後にしました。
その後、元安川沿いで行われている慰霊のための灯籠流しを暫し見て行きました。
今年亡くなったお義父さんも2歳当時被爆しました。肝炎を患っていたのはその影響もあるかも
しれません。今年は初盆なのでこの日に対する思いもひとしおでした。
たくさん書いてしまいましたね^^;読んで下さった方、ありがとうございました^^
追伸:
昨日まで頂いたコメントのお返事は申し訳ありませんが明日させて頂きますね^^;
明日で仕事が終わり、盆連休に入ります^^
広島に原爆が投下され、一瞬にしておよそ14万人の尊い命が奪われた日です。
その日から今日でちょうど64年が経ちました。
Sony α100:DT18-200mm F3.5-6.3
僕は実際に被爆したわけではありませんし、その恐ろしさをここで語ったとしても伝わりきらない
かもしれません。でも、ここ広島から原爆の恐ろしさ、平和の尊さ、廃墟となった広島をここまで
活気のある街へと復興させた市民の方の熱意は発信できると思っています。
今日はたくさんの方が色々な方面から亡くなった方々への哀悼の意や平和への願いを、それぞれの
想いを乗せてお越し下さいました。
僕たちはまず平和公園内にある“広島平和記念資料館(通称:原爆資料館)”を訪れました。
中には目を覆いたくなるような写真もあると思いますが、これが当時広島に起こった現実だと
いうことを読み取り、少しでも『何か』を感じ取って頂けたらと思います。
資料館の入館料は大人50円。これでとても多くのことを学べるのです。
来館されている方も海外の方含めたくさんおられました。
入ってすぐに原爆とはそもそも何なのか、原爆による影響を詳しく説明したパネルが並びます。
そして中央部には原爆投下前/後のジオラマが展示されています。この2つを見比べただけでも
原爆の威力がよく分かります。
入口から本館入口までは主に写真や説明パネルがメインとなります。
本館へ入ると実際の遺留品が立ち並び、原爆の威力の凄まじさや原爆後遺症の恐ろしさを
目の当たりにすることができます。
被爆直後の様子を再現した模型人形
原爆は、熱線・爆風・放射線とこれに伴う黒い雨により甚大な被害をもたらしました。
ウィキにとても詳しく書かれていますので興味のある方はご覧になって下さい。
遺留品の数々。。。
黒こげになったお弁当
これは放射能による白血病で亡くなった佐々木禎子さんが実際に折られた千羽鶴です。
本当はもっとお見せしたいと思いましたが、実際に広島へお越し頂き自分の目で確かめた方が
より感じるものがあると思いますので機会がありましたら是非お越し下さい。
広島は原爆投下から75年は草木が生えないと言われましたが数年で新しい草木の芽が芽吹きました。
エノラ・ゲイの乗組員が『原爆投下は正しかった』と言っていますが、本当にそうでしょうか?
自分の国が同じような被害を受けたとして落とした側から同じようなことを言われて冷静で
いられるでしょうか?
原爆投下により広島・長崎は平和について人一倍考える都市になったと思いますが、その下にある
犠牲はとてつもなく大きなものです。
8月6日、9日だけでなく、15日の終戦記念日にもちょっとでもいいから戦争の愚かさ、兵器の恐ろしさに
ついて考えてみませんか?
…そんなことを考えながら原爆資料館を後にしました。
その後、元安川沿いで行われている慰霊のための灯籠流しを暫し見て行きました。
今年亡くなったお義父さんも2歳当時被爆しました。肝炎を患っていたのはその影響もあるかも
しれません。今年は初盆なのでこの日に対する思いもひとしおでした。
たくさん書いてしまいましたね^^;読んで下さった方、ありがとうございました^^
追伸:
昨日まで頂いたコメントのお返事は申し訳ありませんが明日させて頂きますね^^;
明日で仕事が終わり、盆連休に入ります^^
by omosally6047
| 2009-08-06 22:12
| おもうこと